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Q&A 初めてのマウンテンバイク選び。【購入で絶対に失敗しない3つのポイント】を解説します。

要点 - POINT -

初めてのマウンテンバイクの選び方で失敗しないポイントはこの3つ!

  • 用途で選ぶ
  • 予算で選ぶ
  • サイズで選ぶ

マウンテンバイクを始めたいけれどたくさん種類がありすぎて何を選んで良いかわからないですよね。
初めてのマウンテンバイクの選び方について解説します。

1、用途で選ぶ

まず

マウンテンバイクを使って何をしたいのか?これを明確にすることが必要です。

次の3つが多いのではないでしょうか

  • 1)幅広くマウンテンバイクらしい遊びをしたい
  • 2)街乗り・通勤・通学
  • 3)アクションライド・競技

それぞれの用途ごとにお勧めのマウンテンバイクのジャンルを解説します。

1)幅広くマウンテンバイクらしい遊びをしたい

=エンデューロ(オールマウンテン)タイプ

エンデューロ(オールマウンテン )タイプ例 FORCE 29 PRO

ダウンヒルのスペシャルステージの組み合わさったコースの合計タイムを争う、「エンデューロ」という競技用のバイクです。
最近盛り上がっています。

ダウンヒルのスペシャルステージ間は当然上りになっており、そのタイムが遅すぎても減点されてしまうので上りにも強い設計になっています。

上りも下りも強い万能バイク!

実際に山やコースで遊ぶことを考えると上りも下りもありますよね。
幅広くマウンテンバイクらしく遊びたい方にはエンデューロ(オールマウンテン)タイプをお勧めします。

2)街乗り・通勤・通学

=クロスカントリータイプ(XC)

XCタイプの例 GIANT TALON 1

万能なエンデューロ(オールマウンテン)タイプでいいのでは?と思うかもしれませんがエンデューロタイプは

  • 街乗りにはちょっと重い(15キロ超〜)
  • 価格も高め

なので街乗りには
クロスカントリータイプ
オススメします。

悪路走行もでき、フロントサスのみのタイプならマウンテンバイクの中では軽量(10Kg台前半)です。
なので平坦な道で軽快に走れ、上りにも強い街乗り・通勤・通学にはクロスカントリータイプがおすすめです。

街乗りでマウンテンバイクを使う際に気をつけたい点ですが、次の点には注意してください。

ハンドル幅が広いので人が多い場所など込み入った場所には向いていない

マウンテンバイクのハンドル幅は思ったより広く感じると思います。
上のGIANT TALON 1でハンドルの幅は780mmあります。
悪路で自転車を安定させるためにそのような幅になっています。
ちなみに、ロードバイクなどは500mm以内、シティ車で600mm以内です。

自転車は原則歩道通行ができませんが、例外があります。

  • 一 道路標識等により普通自転車が当該歩道を通行することができることとされているとき。
  • 二 当該普通自転車の運転者が、児童、幼児その他の普通自転車により車道を通行することが危険であると認められるものとして政令で定める者であるとき。
  • 三 前二号に掲げるもののほか、車道又は交通の状況に照らして当該普通自転車の通行の安全を確保するため当該普通自転車が歩道を通行することがやむを得ないと認められるとき。

(道路交通法「(普通自転車の歩道通行)第六十三条の四」より抜粋 )

このような場合に決まったルールを守ることによって歩道走行ができますが、その決まったルールの一つに自転車のサイズがあります。
歩道を通行できる自転車の幅は600mm以下
このサイズを超える自転車は道交法による自転車歩道通行の条件に当てはまった状況でも歩道を走行することはできません。
また歩道を走行しない場合でも、かなりハンドルの幅が広いので人の多い場所など混み入った場所で乗るのにはあまり向いないので、ご自分の利用環境に合わせて検討してください。

3)アクションライド・競技

=専用設計タイプ

専用設計タイプ例 SCOTT VOLTAGE YZ0.1

ジャンプや回転などのアクションライドや競技での使用をお考えの方は、迷わずその用途にあった専用設計タイプを選ぶことをお勧めします。
専用設計のものはやはり結果が出やすいです。

2、予算で選ぶ

まず前提としていま初めてのマウンテンバイクを選ぶ場合は、次の条件を満たしている車体になってくると思います。

  • 1)油圧ディスクブレーキ
  • 2)ハードテイル(フロントサスペンションのみ)
  • 3)サスペンションのロック機能

1)は軽い力で大きな制動力を得られるため。

2)は
・比較的手に入れやすい価格帯の自転車であることと
・メンテナンスのしやすさ
からです。

3)のサスペンションロック機能の必要性についてですが、サスペンションはショックを吸収してしまうため自転車を強く漕ごうとするとその力も吸収してしまいます。
例えば上り坂で立ち漕ぎする場合など。

なのでほとんどの用途ではサスペンションのロック機能はあった方が良いです。

では価格帯ごとに見ていきましょう。

1)10万円〜

新品で初めてのマウンテンバイクを購入する場合は、この価格帯くらいからになります。
ハードテイルではなくフルサス(前後ともサスペンションがついている)の自転車の方がマウンテンバイクらしいのでは?
と思うかもしれませんが初めてのマウンテンバイクならハードテイルが良いと思います。

その理由は・・・

  • メカがシンプルでメンテしやすい
  • 比較的軽い
  • 比較的安い

むしろ予算的に頑張るなら「ドロッパーシートポスト」を検討することをお勧めします。

ドロッパーシートポスト

ハンドルのレバー+シートへの体重のかけ方でシート高さを調整できる

動きを見たい方は右の青いリンクをクリックしてください。動画の説明部分3:32〜です。

ドロッパーシートポストとは

ハンドルのレバー+自分の体重のかけ方でシートを上げ下げするパーツです。
下りはシートが低い方が体を動かす余地が大きく操作しやすく、登りはシートを高くすることで足を大きく使えしっかり漕ぐことができます。
僕は便利なのでつけた(ついている)方が良いパーツだと思っています。

別売で3-5万円

標準装備のバイクだと新品15万円〜になります。

2)5万円くらい

この予算なら迷いなく中古バイクをお勧めします。
中古はやはり使用感があるものが多いですが、用途を考えると使用感はまり関係ないのでは?と思います。
中古価格で一段上のグレードを買うのもありです。

3)5万円未満

この予算だと「ルック車」の価格帯になります。
「ルック車」とは、マウンテンバイクの見た目で性能はシティ車(ママチャリなど)という自転車です。
シティ車の性能なので街乗りには問題ありませんが、「悪路走行できません」などの注意喚起ステッカーが貼ってあります。

要するに悪路走行ができないため、ゆくゆく山やコースも走りたいと思っている方はあとで買い直すよりちょっと頑張って5万円〜の中古バイクを購入することをおすすめします。

3、サイズで選ぶ

マウンテンバイク選びで注意しなければいけないサイズは次の2つです。

  • 1)ホイールサイズ
  • 2)フレームサイズ

ではサイズについて解説していきます。

1)ホイールサイズ

最近のホイールサイズは大きく分けて3つです。

  • 29インチ
  • 27.5インチ
  • 26インチ

初めてのマウンテンバイクで自転車で走行して良い山道やトレイル(悪路走行をする遊びのこと)など、マウンテンバイクらしい使い方を考えている方には29インチか27.5インチがオススメです。
なかでも29インチをおすすめします。

理由は次の通りです。

  • ホイールの直径が大きいので推進力に優れる
  • 27.5インチのホイールも取り付けられる(太めタイヤで)

もちろん27.5インチでも良いのですが、29インチも27.5インチも両方楽しめる29インチをオススメします。
26インチはほぼアクションライド系といって良いので、明確にアクションライド(ジャンプしたり回転したり)などの目的があるかた向けになります。

2)フレームサイズ

マウンテンバイクはロードバイクなどにくらべて、フレームサイズに対して適正身長の幅が非常に大きいです。(参考1参照)

※参考1:フレームサイズ表(ジャイアント)

ということは2サイズ間に重なる身長の幅も広い、ということになります。

ではその際にどのサイズを選んだらいいか?ですが目的によって変わってきます。
最初にあげた3つの用途で説明します。

  • 1)幅広く遊びたい
  • 2)街乗り・通勤・通学
  • 3)アクションライド・競技
1)幅広く遊びたい、2)街乗り・通勤・通学用の場合

この場合選ぶのは「大きめサイズ」
理由は・・・ ・ホイルベースが長いので直進安定性に優れるから になります。

ホイルベースとは前後輪の車軸間の距離のことです。
フレームサイズが上がるとこれが少し長くなります。
ホイルベースが長いと直進安定性が上がります。
街乗りやトレイルなどには安定した直進力があると安心です。

3)アクションライド・競技用の場合

この場合は「小さめのサイズ」を選択。
アクションライドには小回りが求められるので、適正身長サイズがかぶった場合はホイルベースが短くなる小さめのサイズを選択するとより小回りがきくので良いと思います。

最後に

マウンテンバイクに必須のサスペンションについて

サスペンションには用途に応じたストロークがあります。
ストロークとはサスペンションの可動範囲を指します。
トラベルといったりもします

この幅が大きければ

  • ・より大きな衝撃を吸収しうる
  • ・反面サイズが大きくなり重くなる

という特徴を持っています。

より大きなストロークを求められる用途向けほど基本的には大きくて重いサスペンションがついています。

※同じ構造の場合。

ダウンヒル系 - 203mm

エンデューロ系 - 140-180mm

クロスカントリー系 - 100-120mm

といった感じでフロントサスペンションのサイズを見ると、その自転車の用途を知ることができます。

注意点

まず最初に「用途」を明確にしましょう!さすれば自ずと決まってきます。

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